『優しくしてください。』



[じゃあ‥、えっと、するよ?]



チュッ‥。



なんだコレ。

恥ずかしいよコレ。



[もっと、やらしーのは?]



[へ‥‥?]



[キスすんならこれぐらいして。]



そっと唇が触れたかと思えば、
太陽の舌がその唇の間を割って
入ってきて

ゾクリ。とした感覚が身体を
駆け巡っていく。



[ん‥‥はぁっ]



あたしが
やっと解放された唇から息を吸えば
太陽はニヤリと微笑む。



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