『優しくしてください。』
[ね、太陽。]
[‥‥‥。]
無視ですか。そうですか。
[たーいよう!!]
[‥‥‥。]
太陽に精神的な大ダメージをくらわ
されたあたしは
テーブルの上に置いてあるオレンジ
ジュースを飲む。
ちなみにここは最近できたカフェで
彩未に誘われてやって来たのだ、が‥
なぜか東條先輩も居たという訳だ。
[へぇ、太陽くんって言うんだ?]
ニヤリ、口元をあげて笑う彼。
[‥‥元々知ってんだろ]
元々?