星を探して…~手が届かない~





「おはよう、王子。」




「おはよー…。」


今は深田の声も耳に入らない…。
隆志はなんて言ったんだ?

‘実は俺---’しか聞こえなかった。


「あーーー!!もう!」




「どうしたの?王子。」




「いや…。さっき隆志と話てたら
邪魔が入ってさ…。」




「後で聞きに行く?」




「そうする。」


深田は冷静に判断してんのに
俺って奴は…。


「今日は優勝だけを狙うわよ!!」




「「「おぉーーーー!!!!」」」





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