星を探して…~手が届かない~





それからは、授業が始まり
午前の部は終わった。


「眠かったぁ~。」




「つぶさ、
当てられたのに気付かなかったもんね(笑」




「仕方ないじゃん。
あの先生眠くなるもん。」


ふんっ。と言って
深田は拗ねた。

そんな行動も俺は可愛いと
思ってしまう。


「王子助けてー。
渚ちゃんがいじめて来る(泣」




「矢沢、そんくらいにしとけ。」




「どうせは、王子も
エンジェル派なんでしょ?
あーぁ、仲間がいない!」


そう言うと、今度は矢沢が拗ねた。

この2人…
似てんなぁ…。

さすが、幼馴染だけのことはある。




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