星を探して…~手が届かない~
「わりぃ隆志と矢沢。
委員会あったから俺行くわ。」
「だったら俺も『昼食べてろ。』」
「矢沢。隆志頼む。」
「任せて。」
俺はその場を去ろうとした。
そんな俺に向かって矢沢が
‘サンキュー’と口ぱくで言った。
さぁ…
お暇を貰ったし、寝るか…。
教室で……。
「深田っ……。」
目の前に深田がいた。
俺を見ずに友達と話してた。
ズキッ―――。
そんな音が体からした。
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