星を探して…~手が届かない~





「わりぃ隆志と矢沢。
委員会あったから俺行くわ。」




「だったら俺も『昼食べてろ。』」




「矢沢。隆志頼む。」




「任せて。」


俺はその場を去ろうとした。
そんな俺に向かって矢沢が

‘サンキュー’と口ぱくで言った。


さぁ…
お暇を貰ったし、寝るか…。

教室で……。


「深田っ……。」


目の前に深田がいた。


俺を見ずに友達と話してた。

ズキッ―――。

そんな音が体からした。





< 211 / 298 >

この作品をシェア

pagetop