星を探して…~手が届かない~
「俺に?」
「そうよ…。はい。」
そして、俺は一通の手紙を渡された。
『王子こと附和君へ』―――。
そう表に書かれていた。
「見ていいの?」
「いいってそれ、王子宛なんだから
王子が決めてよ。」
「だよな…。サンキュー……。」
「うん。」
「あっ!!渚!
なんで涼といんだよ!?」
「ごめんごめん、じゃ。」
そういうと、矢沢は行ってしまった。
そして、俺は手紙を
開けた―――。