星を探して…~手が届かない~
1年 3月 ~日常~
「ジリジリジリ――――。」
俺の朝はまず、目覚ましで起床。
「りょう!!起きなさいよー!」
「もう起きてる!!」
俺の名前は、附和涼(ふわりょう)
高1の16歳。
今日から2学期。
また、朝が大変な毎日が始まる。
「母さん。弁当。」
「はい!!どうぞ☆
って言うか涼?」
「なに?」
「また少しカッコよくなったんじゃない?」
そんなことを言う母さんは
かなりの面食い。
父さんも昔はイケメンだったって
聞いたことがあるし…。
「そういうのを親バカって言うんだよ。」
「まあ!!涼の親バカなら
全然いいわよ♪」
もういい…。行こ。