星を探して…~手が届かない~





~次の日~


「始め!!」


………。


……。


…。


終わり。

はぁ?まだ30分もあんじゃん…。
あまりすぎ…。

もう寝てようかな……。


「ちょっと!王子!」


小声で話しかけてきたのは
女教師だった。


「なんっすか。」




「もうちょっと考えてほしいわ。」




「先生。もう俺3回見直ししたんですよ。
まだしろって言うんですか?」




「でも、あたしが作ったテストだし…。」




「今度はもっとかかる奴作ればいいよ。」




「…っ……はい…。」



< 99 / 298 >

この作品をシェア

pagetop