不思議のアリスは俺の嫁!?
訳がわからない私は動くことができずにいた。
……長い!! 息が持ちません!!
遥様を思いっきり押すと横に倒れた。
すると、規則正しい寝息が聞こえてきた。
「え…?寝てる?」
遥様は気持ち良さそうに眠っていた。
私は唇に触れながら遥様を見つめる。
なんで私にキスしたんでしょう?
……って、よく考えてみれば私ファーストキスでした!!!
うわぁ〜〜〜。
お酒の……味がしました。
……明日は遥様をちゃんとみれない気がします。
どうしよう。
「遥様、おやすみなさい……。」
そう言って私は顔を真っ赤にしながら部屋を出た。