不思議のアリスは俺の嫁!?


俺は、車を降り、マンションへと足を進める。



「遥輝せーんぱいッ?」



「!!??」



聞こえるはずのない甘ったるい声。



近づいて来るハイヒールのカツカツという音。



背筋が凍った。




陽向、は……さっき帰ったばっかだ。



ふ、振り向けない……。




すると、後ろから俺の腕に手を絡ませてきた。








< 204 / 341 >

この作品をシェア

pagetop