不思議のアリスは俺の嫁!?
ブリッコ女!!
あれから、しばらくたって同棲生活にも慣れてきた頃。(慣れてしまう俺も俺だが。)
俺は会社に出勤していた。
「おい、魁斗、さっきの書類終わったぞ〜。」
俺は魁斗に押し付けられる仕事をせっせとこなしていた。
「やっとか。さっさとやれよ、ボケ。」
「ちゃんと終わらせたんだから少しくらい褒めろよな。」
気にすることもなく、魁斗の"ボケ"という言葉をスルーした。
「あ、遥輝。」
ん?と魁斗を見る。
「なんか今日から新しい人が入って来るらしいぞ。」
「へ〜。別に俺には関係ないし。」
この時点の俺は、これから起こるめんどくさいことには気づいてなかった。