Kissデビル






…ん?






え?


えええええええええ?









もう一度、頭の中に録音された今の言葉を再生する。


この低くて背筋がゾクっとするような…
そんな声なんてあの人以外ありえない。






わたしは思わず立ちすくんだ。




こんなこと、今までない。



ありえない。






悔しい…。











唇を噛みしめると、足早に歩きだした。






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