Kissデビル




「梨華!最高~っ!」



あ、どうも。

わたしわりとさいあく。





やっと歌い終えて、わたしは尋常じゃない疲労感を感じていた。





川辺って男…



めんどくさい。



それからもベタベタくっついてくるし腰に手回してくるし。




ちょ、もうわたし…



「限界。トイレ。」






そう言って無理やり手を振りほどくと、窮屈な部屋を出た。




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