Girls Kissシリーズ・スケベなキス
「触るって…どれぐらい?」

「今まであなたが見てきたぐらい?」

「かなり疲れそうなんだけど…」

「じゃあ他のコに…」

「わああっ! 分かった! アタシに触れても良いからっ…ちゃんと約束は守ってよ?」

「分かった。それじゃあ、はい」

あたしは笑顔で彼女に両腕を広げて見せる。

「えっ?」

「あたしの腕の中においで~」

「ええっ!?」

彼女は真っ赤になるけれど、少しの間考えて、ため息をついた。

「…分かったわよ」

そして渋々、あたしの腕の中に来た。

あたしは後ろから彼女を抱きしめる。

いわゆるラッコ抱っこ。

「…こうなると、アンタがゴハン、食べにくいんじゃないの?」

「あたしはもう食べ終えちゃった。ん~。やっぱり女の子は良いねぇ」

髪の毛はサラサラで、良い匂いがする。

体も柔らかくて、あったかい。

「ちょっと…。あんまり引っ付くと、ゴハン食べれないって」

ちょっと困った顔で言われるけれど、本気では嫌がっていないことは分かる。
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