砂時計~*番外編*~
「ちぇっ!」



すると1人がニヤニヤしながら



俺と美春の前に出た。




「ということは~……



この学校の公認カップル誕生ってことか!


おめでとう♪」




といって拍手をしはじめる。



それに続いて


周りの人も。




「ちょっ……ちょっと待って!!



奈央はまだ小学生だよ?



この学校の生徒じゃないんだよ?」











「「へ?」」






大勢の人が美春と俺を



じぃーと見つめる。








「「小学生っ?!」」





「そーですけど?」



俺はすまして答えた。


みんなの反応を


面白がっていた自分が


確かにいた。
< 118 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop