砂時計~*番外編*~
――3日前。



「……」



いつものように



1人で下校する。







小学生なんて



はやくやめたい。




俺ははやく大人になりたい。





そんな事を考えながら



下を向いて歩いていた時だった。











ドカッ!!







「……ごめんっ!!



キミ……大丈夫?」




ものすごい音がして



同時に突き飛ばされる。




尻餅をついた俺の前に



白い手が差し伸べられた。






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