砂時計~*番外編*~
ハッキリと


覚えてるんだ。






名前も知らない



女……の子?を。





「あそこの学校って……」



ポツリと呟きながら




あの子が言っていた方を




見てみる。




そこには……



「中学校……?!」




確かに



セーラー服を


着ていたような気がした。




……けれど



話していて



中学生というか……




まるで小学生。





「……っ」




とたんに



面白くなってきて




笑ってしまった。




「あれで中学生なんて



信じらんねぇっ!」
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