先生★ スキ
「赤くありません。それに先生の素を見たせいで好きな気持ちもなくなりました」


先生はあたしから目を逸らさないで、じっと見つめてくる。


「何ですか?」


「じゃあもう一度好きにならせる」


んっ…


いきなり先生の唇が重なった。

それはすぐに離されたけど、多分今度は自分でもあたしの顔は赤くなってると思った。
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