先生★ スキ
ピンポーン…


軽やかにチャイムが鳴った。


階段を下り、玄関に向かうと優美ちゃんが既に靴を脱いでいるところだった。


多分不法侵入だよ…


「あっゆず。なんだ元気じゃん。」


うん…


「よかった。はい、お土産。」


渡されたコンビニの袋の中には、プリンが3つ入っていた。


どうして3つなのかは分からないけどありがとうね。


袋を受け取ったまま、あたしの部屋に優美ちゃんを案内した。

まぁ、案内したわけじゃ無いけど。


何度も優美ちゃんは家に遊びにきてるし。


「で?どうして今日休んだの?まぁ大体分かるけど。」


優美ちゃんはあたしのベットに座ると早速聞いてきた。
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