紙飛行機


『はい、終わり』


『あ、…ありがと』



2人きりの保健室

湿布を貼られた自分の足首を見つめながら

さっきの事を思い出す








『佐和ッ!?』


『さ、佐藤…?』



すんごい顔した佐藤が階段を飛んで降りてきた


びっくりして、固まっていると
優しく肩を掴まれた


『大丈夫?』


『あ、うん 捻っただけ』

心配してくれてるんだ…


優しいなぁ、







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