紙飛行機


私が押し退けた事にびっくりしてる佐藤


あえて、気付かないフリ。


あんまり一緒にいたら
なんかマズイ感じがする…


捻った方になるべく力を入れないように立ち上がる


…ふぅ、



『じ、じゃあ、 行くね
本当 ありが…』


ありがとう


って言おうとしたら
捻った足首に体重をかけてしまい激痛が走る



『佐和、保健室 行くぞ』
真っ直ぐに私を見下ろす佐藤
どこか寂しげな




『………ん、』








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