二郎
二郎も私の意識が通じたのか、愛人とはもう疲れたから手をきると、はっきり断言した。私はその言葉を信じて深い関係になった。だが二郎は自分のものになったとたん態度を変えた。やはり愛人とは別れられないらしく、私に愛人を認めてくれと言うような態度をとってきた。私はどうしても無理なので、私達の関係を白紙にもどしたいと二郎に伝えたが二郎は諦めず、私のもとえ通い私を説得した。二郎の自分勝手さに振り回され、自分が惨めで、嫌気を差した私は二郎におもいっきり文句を言って電話も着信拒否した。なをだかんだと言い訳をしてきたが、どうしても我慢ができなかった。