恋の香り~ダブルクロス~


「あの……さ……話、聞いてると、わたしが陽斗の彼女って聞こえるんだけど……」


「そうだろ?」


「はっ? どうしてそうなるのっ!」


どこからそんな風になるのっ!


ありえないっ!!


「どーしてって……一緒に帰ってるじゃん」


「だって、部活一緒だもん。家も隣だし! それが何で彼女とかになるのよっ!」


思わず大声になって、優斗が目を見開く。





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