恋の香り~ダブルクロス~


「オレが思うに、小学生の時から」


「えっ……まさか……そんなこと言われても困るもん」


「何で?」


だって……陽斗の気持ちに答えてあげらんないもん。


「だって……わたしが好きなのは優斗……」


「は?」


「えっ?」


慌てて口を塞ぐ。


……遅かった……?


足を止めて、驚いた顔でわたしを見てる優斗がいた。





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