兄は、意地悪
キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

私ともう一人の子が保健室でテストを受ける。

少し怠くなってきた

でも、これで終わりだから頑張った。

全部埋め終わり、見直ししていた。

「ゲホゲホ」

少し咳が出た。

「はるか、大丈夫か?」

修にぃが心配する。

「大丈夫…ゲホ」

「聴診するな」



「喘息出てるから戻るか?」

首を横に振る。

「じゃ熱計って」

…ピピピピ♪

「38.1か…、帰ろ」

「やだ」

「じゃ吸入しよ」

「…うん」

修にぃが準備する。

「ゆっくり呼吸してろよ。 わりぃ冷えピタあるか?」

先生に尋ねる。

「あるよ。」

冷えピタを付け、吸入する。

怪しい人みたい…
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