pretty☆ghost
「だっ・・・ダメだよ!ダメっ」
―――すると。
「菜穂?何やってんの、こんな所で」
「紀伊!?」
「トイレとか言って、随分遅いから・・・」
「あっ、ゴメン」
「みんなで、心配してたんだよ」
みんなのことなど、すっかり忘れていた。
「みんな、帰っちゃったよ。メールして、だってさ」
「わかった」
「じゃあ、うちらも帰ろう?」
「ちょっと待って!」
菜穂は、振り返る。
しかし・・・
「あれ?」
ユラの姿が見当たらない。
するとこちらに気付いた山笠先生がやってきた。
「お前ら、さっさと帰れよ」
「すみませ~ん」
(・・・?)
菜穂は、急に倒れた。
意識はあるのだが、誰かに操られているかのように。
「菜穂!?」
「おい、飯川、どうした」
ベッドに運ばれているのが話あった。
やっと起きれたのは、1時間後。
「おお、起きたか」
山笠先生がパソコンをいじっていた。
「ごめんな、飯川の家に電話したんだが、繋がらなかった」
そういえば、今日は両親ともに旅行へ行っていた。
姉妹などもいないので、繋がらないはずだ。
「・・・帰れるか?送ろうか?」
すると、ユラがそこにいた。
『ほら、今よ!』
「へっ?」
間に抜けた声に、山笠先生が気づく。
「どうしたぁ?」
『あ~もう、じれったい!!』
また、操られるかのような感覚。
正体は、ユラだったのだ。
「先生、私、一人じゃ帰れません・・・」
喋っているのは、ユラだ。
「そうか。じゃあ、準備しろ、送ってやる」
「体中痛くて、重くて、動けないです・・・」
「ああ、そうか」
先生は、菜穂をお姫様抱っこした。
「―――・・・!!」
山笠先生は、固まった。
何かに驚いていた。
「飯川、お前まさか・・・」
―――すると。
「菜穂?何やってんの、こんな所で」
「紀伊!?」
「トイレとか言って、随分遅いから・・・」
「あっ、ゴメン」
「みんなで、心配してたんだよ」
みんなのことなど、すっかり忘れていた。
「みんな、帰っちゃったよ。メールして、だってさ」
「わかった」
「じゃあ、うちらも帰ろう?」
「ちょっと待って!」
菜穂は、振り返る。
しかし・・・
「あれ?」
ユラの姿が見当たらない。
するとこちらに気付いた山笠先生がやってきた。
「お前ら、さっさと帰れよ」
「すみませ~ん」
(・・・?)
菜穂は、急に倒れた。
意識はあるのだが、誰かに操られているかのように。
「菜穂!?」
「おい、飯川、どうした」
ベッドに運ばれているのが話あった。
やっと起きれたのは、1時間後。
「おお、起きたか」
山笠先生がパソコンをいじっていた。
「ごめんな、飯川の家に電話したんだが、繋がらなかった」
そういえば、今日は両親ともに旅行へ行っていた。
姉妹などもいないので、繋がらないはずだ。
「・・・帰れるか?送ろうか?」
すると、ユラがそこにいた。
『ほら、今よ!』
「へっ?」
間に抜けた声に、山笠先生が気づく。
「どうしたぁ?」
『あ~もう、じれったい!!』
また、操られるかのような感覚。
正体は、ユラだったのだ。
「先生、私、一人じゃ帰れません・・・」
喋っているのは、ユラだ。
「そうか。じゃあ、準備しろ、送ってやる」
「体中痛くて、重くて、動けないです・・・」
「ああ、そうか」
先生は、菜穂をお姫様抱っこした。
「―――・・・!!」
山笠先生は、固まった。
何かに驚いていた。
「飯川、お前まさか・・・」