天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅠ
早川 虎次郎は公私混同も甚だしい
天神学園二大変態が学園内で猛威を振るい、読者さんがドン引きしてはいないかと影の理事長が内心ビクビクしている頃。
「琉、琉」
「んぁ?」
ようやく身の安全を確保して廊下を歩いていた琉は、物陰に隠れてコソコソと手招きする一人の白衣の教師に呼び止められる。
「何してん?ジロー先生」
「しーっ!声でけぇよチビ!」
「チビ言うなっ!」
「だから声でけぇって!後で肉まん奢ってやっから静かにしろ」
「ジロー先生、そうやってブリテリや幸福体質女子にも肉まん奢って手なずけてるらしいやん、食い物で買収する教師ってどないやねん?」
ブツブツ言いながら、琉は虎次郎の元へと歩いていった。
「琉、琉」
「んぁ?」
ようやく身の安全を確保して廊下を歩いていた琉は、物陰に隠れてコソコソと手招きする一人の白衣の教師に呼び止められる。
「何してん?ジロー先生」
「しーっ!声でけぇよチビ!」
「チビ言うなっ!」
「だから声でけぇって!後で肉まん奢ってやっから静かにしろ」
「ジロー先生、そうやってブリテリや幸福体質女子にも肉まん奢って手なずけてるらしいやん、食い物で買収する教師ってどないやねん?」
ブツブツ言いながら、琉は虎次郎の元へと歩いていった。