天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅠ
その直後。

「ひやぁぁあぁぁあぁぁっ!」

聞こえてきた悲鳴に龍娘はハッとする。

まさか事件の新たな被害者か?

猟犬よろしく廊下を駆け抜けた彼女が見たのは。

「なぁんかお前って、色々ヤリたくなるよなぁ…ほら、ちょっと服脱いでみ?」

「な、何するんですかぁ!」

階段の踊り場。

相良 麗が璃宮 シーザにむしゃぶりついていた。

色々BLな光景に、胡乱な目をする龍娘。

その視線に気づき。

「お?」

麗が龍娘を見る。

「先生も混ざる?」

「混ざらんわっっっっっ!」

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