WARP
璃「あんた・・・親を殺されてるだろ?兄貴に。」

柚「!?」

謙「なんで知ってんだ・・・?」

璃「昨日調べたんだよ。そしたら出てきた。お前の兄貴白石竜也がな。今少年院に居るんだろ?」

謙「そこまで知ってるのか・・・」

璃「後、3年もすりゃ出てくるな。」

謙「ああ。昔はあんなんじゃなかった。優しくて何でも出来て自慢の兄貴だった。だが、そんなもん一瞬でぶち壊れたさ。兄貴が俺の目の前で母さんたちを殺した・・・次は俺の番になったとき、警察が来て捕まった。兄貴が俺を見て言った言葉。「お前らが俺を狂わせたんだ。お前らのせいで・・・」そう残して行っちまった。」

璃「で、兄貴を止めるために過去に居るってか?」

謙「ああ。あと、一週間後・・・幸せが崩れる・・・」

柚「カウントダウンってことな。」

璃「私もカウントダウンが迫ってんの。だから行きましょう。過去へ。私たちが変えたい、確かめた過去へ。」

謙「ああ!!」

柚「うん!!」

~川~

謙「準備はいいか?」

璃「Ok!!」

柚「うん!!」

謙「行くぜ!!」

ジャボーン!!

璃&柚「キャアァァァ!!」

謙「っと。着いた。うわ!!」

ドサッ

柚「痛った!!璃唖大丈・・・」

柚が見た光景・・・

謙也と璃唖がキスしてる・・・

柚「てめぇ・・・璃唖から離れろや!!」

バキッ

謙「痛ってな!!今のは事故なんだよ!!事故!!」
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