シオン
「そりゃ・・・そうか」



優くんの事なんにも
知らなかった


会社も
彼女も・・・



「彼女いてもおかしくないもんね」



「そうだよね・・・」




なんでこんなに
やきもち焼いてるんだろ・・・



恥ずかしい


あんな夢見て
浮かれてる自分が恥ずかしい



優くんにだって
彼女ぐらいいるよ


「かえろ・・・」

彼女いたら弁当なくても
大丈夫だよね・・・





ああ
もう疲れた


目の前がぼやけてくる
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