守られお姫様~姫と騎士たち~(仮)
「「「お嬢様、いってらっしゃいませ。」」」
「いってきます!」
「お嬢様、どうぞ。」
「ありがとう」
たくさんのメイドや執事に送られ、玄関をでると悠がすでに車の前で待機していた。
そして、リムジンの一番後ろのドアを悠が開け、あたしが乗る。
そのあとから続いて悠も乗り、車が発進する。
「悠、今日は確か先生たちの職員会議で早く帰れるのよね?」
「はい。ですが私は放課後授業がありますので・・・車をよこしますので先にお嬢様だけでお帰りになります?」
「んー・・・いや、待ってるわ」
「かしこまりました。できるだけ早く終わらせるようにはしてみますので」
「大丈夫。いつもの庭園にいるね」
「はい。」