幼なじみのアイツ
「蒼!?なんで!?」
私が椅子から勢いよく立ち上がると、座っていた椅子は大きな音をたてて倒れた。
蒼は息を整えながら私に近づいてくる。
「…俺が毎朝、莉愛の下着見るのなんでかわかるか??」
は…??
「…俺が莉愛を抱きしめたりキスしたりするのなんでかわかるか??」
蒼はそう言いながら私に近づく。
私の後ろには薬の棚があってこれ以上下がれない。
そして私達の距離は10㌢くらいになった。