夢の中の夢

第１話―夢―

私はいつものように、お風呂に入り、いつものように部屋のベットで寝た。いつものように夢をみる私は、今日はとてつもなく奇妙な夢をみた。


その夢は、部屋の中にドアが幾つもあって、それを開けて行く夢……

（怖い………）何故か、私はその夢に恐怖心をおぼえた。



ドアが幾つもあり、開けて行くとまたドアがある。

変わるのは、カーペットの色とドアが幾つあるかだけで、あとは、何もない…ただの空間にすぎないところだった。


その夢をみて起きた時、私は、冷汗をかいていた。


自分にしたら、すごく怖い夢だったからだ…

そして、いつものように、朝食を食べ学校に行く……

授業はあんまり頭にはいらなかった。


何かを予言するように、私の部屋の窓ガラスが破れたのだ。

そして、予感が的中した………