夢の中の夢
第2話―忍び寄る影―
ドアを幾つも開けて行った私は、疲れて座り込んでしまった……

走りすぎて息切れがすごかった。

その時、背後に見知らぬ影が来てじっと私を見ている気がして気味が悪かったが、なんともなかったので、何もしないで帰って来た。

そして、呼吸をととのえて、またドアを開けて行く。

同じところをグルグル回っていた。

(怖い………)と思いながら、とぼとぼ歩いたのであった……。

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