神魔界伝説
虫霊の進んでいる先に薄明かりの丸い出口が見えてきた。



虫霊は穴の先に行った。



三人は穴の出口に潜んで、先を見た。



出口の先は広場になっていて堕天使達が休息していた。



日向が呟いた。



「堕天使ってこんなにいるのか?」



月島が言った。



「ああ。

やつらは、人に憑くこともできるけど、人に指示されるのが嫌いだから憑くことはないみたいだ。

堕天使の長に命令されて動いている」



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