~後悔、そして愛~
~第1章~裏切り
初恋
「ねぇ、ゆな。そろそろいい人見つかった?」
興味津々に聞いてくるのは、親友のほなみ。
あたしたちは、高校2年生の仲良しさんだった。
どこに行くのも一緒で、親友だった。
「うん。それがね、翔平なんだけど、最近気になるんだよね。」
この、翔平というのは同クラのやつだ。
恋愛感情など、無かったのだけど最近、気になるのだ。
あたしは、誰かをこんな風に思ったことが無いからきっとこれが初恋。