地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】



「えー…ゴホンッ、桜が舞う季節――」



あれから10分くらいして体育館のパイプ椅子に座っているとやっと校長らしき立派な禿げ頭の人物が前に出て喋り始めた。




全く誰も聞いてないけど。



お馴染みの挨拶はわずか、3分で終わった。



「次に神龍の皆様から一言。」



司会者がそう言った瞬間、回りの騒音が一気に鎮まった。


神…龍?


なんか聞いたこと、あるような、無いような。



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