地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】
私は暑苦しい三編みを解きスエットとパーカーの楽な服装をし、意味の無い眼鏡も外した。
ふっふーんふふふーん♪
私の大好きな歌手どうぶつがかりの歌を鼻歌で歌いながら台所に立ち夜ご飯を作っていた。
ピンポーンピンポーン・・
私の鼻歌を遮って訪問者を知らせるチャイムが鳴っている。
誰だろう・・・お兄ちゃんだったらわざわざチャイム押さないで入ってくるし、ていうかチャイム鳴ったの引っ越してから初めてな気がする。
私は恐る恐るドアに近付いてドアから覗き穴に目を当てた。
あっ・・・宅急便だ・・。
ドアの前には服の胸元にクール宅急便と刺繍された服を着て帽子を深く被った男の人が立っていた。
私はすっかり安心してドアを開いてしまった・・。