地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】



私の家は学校から徒歩10分でつくあじさい荘という小さいアパートに一人で住んでいる。




両親は10年前私が6歳の時交通事故で亡くなったと聞いている。




そのときのショックで私は6歳から前の記憶が全く残っていない。


もちろん、両親の記憶も・・・。



親戚も全くいない私は6歳から孤児院で過ごしていた。




孤児院では一人ぼっちだった私にお兄ちゃんができた。




お兄ちゃんはどこかのおえらいさん見たいにいつもちょっと怖い男の人達が傍にいた。




今はお兄ちゃんも私も孤児院を出てお兄ちゃんはもう20歳なので3年間ずっと付き合っていた彼女さんと結婚して幸せそうに暮らしている。




私が淋しくないように、しょっちゅう家に来てくれる。




家も、学校も、服も用意してくれたのは全部お兄ちゃんだ。




だからお兄ちゃんのことは大好き


・・・でもねたまにカッチーンと来ちゃうんだよね。



今日みたいに・・・・。




< 23 / 308 >

この作品をシェア

pagetop