地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】
「こいつは綾乃だ。」
なんの迷いも無く言う。
「じゃあ上の名前はわかる?誕生日は?血液型は?」
「・・・・」
廉は何も
答えられなくて黙る。
そういえば私は廉達に
自分の事何も話したことがない。
でも竜さんにだって
話したことは無い。
きっと過去の私が
お喋りしたのだろうけど。
「じゃあ、僕が答えてあげるよ」
「りゅ、竜さん・・・もう、やめません!?」
私は話をやめさせようと
慌てて止めに入った。