愛ing。
「……っ。



な…んで?」





あなたは悪くない。



ただ




わたし自身が弱いだけ。







あの時と同じ。




すごく大人っぽくなったあなたが



またドラマに出ていた。




新しい、ドラマ。






もうこの頃には



あなたは中学3年生だったのか。




制服も馴染んでて



カッコよくて




また恋をしてしまいそうになった。






ううん。



もう遅かった。




してしまったんだ。





『2度目』の恋を。




あなたに。
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