斜め横の彼

そう言った人を見る母親。

「貴方は?」

眉間に皺を寄せ、
いつも私に向ける声、

敵に向ける声の
トーンで凌に尋ねた。

ヤバイ。

反射的にそう感じた私は、

「申し訳ありませんでした!!

彼は何も・・・!」
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