リアル・ぴゅあ・ゲーム
実験生物がのたうちまわり、
壁や天井を壊したあげく倒れるというムービー。

主人公であるエージェントは、
近くに落ちていた触手の切れ端を持ち、
その場から離脱。

走って行くエージェントの背中を撃つしながら、
後日談らしきモノローグが流れはじめた。

某国の秘密組織の命令でこの研究所に忍び込んだというエージェントが、
無事国に帰って任務を全うしたという話。

話の全部を聞き終わる前に太一は、
銃を置いてゲームセンターから出た。

ゲームセンターの外に出ると、
太一は襟を寒そうに寄せる。

東北地方は4月でもまだまだ寒い。

コートを着ている太一は、
ボタンをしっかり留めて歩きだした。

ゲームセンターの近くは大学のすぐそばということもあって、
飲食店や雑貨屋が並んでいる。

どの店も明るく、
夜道でもその明かりのおかげで足元がよくみえた。

< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

勇者は僧侶のなんなのさ

総文字数/42,984

ファンタジー78ページ

表紙を見る
ロード☆ランナー

総文字数/2,469

ファンタジー6ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop