君だけを……。
なぜか素っ裸で寝ていた。
しかもベッドの下に、服が散乱している。
その光景を不思議に思ってると、もう1つ寝息が聞こえるのに気付いた。
その寝息がする方を見ると、驚いた。
そこに寝てるのは、ただのクラスメイトの男。
自分が間違ってるのかと思い、辺りを見回すけど、
間違いなく、私の家だった。
「えっ……昨日、何があったんだっけ?」
とりあえず、その場で考え込んだ。
昨日1日の出来事を。
登校して、今起きるまでのことを思い出そうとした。
「……あっ!
そうだった」
昨日の思い出した出来事は――――――