君だけを……。



そんなことしたって、このままではいつか終わりが来る。



自分から終わらせた方が、傷は浅くてすむ。



だけど、それも出来ない。




どんな理由にしても、傷ついても、そばにいたい。



その時が来るまで、そばにいたいの。




だから今日も、何も気付かない、分からないふりをして、そばにいるの。




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