あなたの彼女になりたくて
「もしかして……篠田さん?」



「かもしれない……」




まさか、関係のない人まで巻き込むなんて……



ほっしーもいい迷惑だよね。




「大袈裟にならなきゃいいんだけど……」




それから、クラスのみんなには何とか誤解だという事を分かってもらえた。




翔君には………





伝わらなかったかもしれない。




目も合わせてくれなかった。




もしかして………信じてる?




篠田さんのせいで、私達の関係が終わるなんて嫌だ。




ほんとに、何とかしないと。




「1年2組、川島夏希さん。校長室までお願いします」



校内放送で呼び出しか……。




これじゃ、ほんとに付き合ってるみたいじゃん。




もう少し考えて欲しい。




校長室に向かう途中で、いろんな事を言われた。
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