(短編)すきなんです。
グロスも塗り直したし、髪もOK。
これで大丈夫だよね…。
そわそわしながら歩が来るのを教室で待っていたら
「お待たせー。
ちょっと先生に呼び出されちゃってさ」
まじ焦ったわ、なんて言ってる歩はいつも通りで。
ドキドキしてたのが自分だけって気付いたら少しがっくり。
「じゃあ行くか。」
「えっどこ行くのよ!」
なーいしょ なんて言った顔が眩しくて…。
歩、
あたし本当に貴方が大好きなんだよ。