*春待つ疑問符*
*未来のヒーロー。
ねぇ、田口君!
やっぱり、決めポーズ、練習しておいた方がいいんじゃない?
ある日の放課後、僕ら4人は交番を訪ねて田口君に提案した。
「決めポーズ?」
そう田口君が言うと、僕ら4人はそれぞれの位置につき、かっこよくポーズを決めた。
田口君は笑うだけだった。
「冗談じゃなくってさ、ねぇ!」
カズマ君が言う。
「決めポーズはいいよ。」
田口君が言う。
「どうしてさぁ!」
カズマ君は引き下がらない。
「僕にはそんなかっこいいポーズ、まだ必要ないからね。」
田口君が笑顔で言った。
「必要になったらまた教えてよ。」
僕らは顔を見合わせた。
「どれだけ先になるかわからないね。」
カズマ君が冗談で言った。
「一生必要ないかも!」
タクミ君が笑った。
「おいおい…」
田口君は苦笑いだった。
やっぱり、決めポーズ、練習しておいた方がいいんじゃない?
ある日の放課後、僕ら4人は交番を訪ねて田口君に提案した。
「決めポーズ?」
そう田口君が言うと、僕ら4人はそれぞれの位置につき、かっこよくポーズを決めた。
田口君は笑うだけだった。
「冗談じゃなくってさ、ねぇ!」
カズマ君が言う。
「決めポーズはいいよ。」
田口君が言う。
「どうしてさぁ!」
カズマ君は引き下がらない。
「僕にはそんなかっこいいポーズ、まだ必要ないからね。」
田口君が笑顔で言った。
「必要になったらまた教えてよ。」
僕らは顔を見合わせた。
「どれだけ先になるかわからないね。」
カズマ君が冗談で言った。
「一生必要ないかも!」
タクミ君が笑った。
「おいおい…」
田口君は苦笑いだった。