*春待つ疑問符*

*ハルトの正体。

学校について、門をくぐったすぐそこに、お父さんとお母さん、たぶん先生な大人たちが数人立っていた。

僕を叱ったのは、お父さんとお母さんで、

たぶん先生な大人たちに叱られたのは、なぜかハルト君だった。

ハルト君が僕のせいで叱られていると思い、ちゃんと説明しなくちゃと先生とハルト君の間にわって入った僕は、

ハルト君の叱られている理由に僕が関係ない事を知り、

ついでにハルト君の正体も知った。

その後再び、お父さんとお母さんに呼ばれた僕は、

お父さんに右の、お母さんに左の頬をつねられ、反省し、二度と登校中の寄り道はしないと誓ったんだ。
< 6 / 128 >

この作品をシェア

pagetop