*春待つ疑問符*
カズマ君はハル先生に連れられてお家に帰った。

お家の前にはカズマ君のお父さんが立っていた。

きっと、心配してたんだと思う。

「ハル先生!和真…。」

カズマ君のお父さんは、カズマ君の頭をなでるとハル先生に頭を下げた。

「カズマ、お父さんに話があるみたいなんで、私が帰ったら話、聞いてあげてもらえますか?」

ハル先生はカズマ君のお父さんにお願いした。

「和真、中で待っててくれるか?ちょっとハル先生とお話があるから。」

カズマ君のお父さんがそう言うと、カズマ君は頷いてお家に入っていった。
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